伊平屋島にて(私です)。

ひとそれぞれの目標があって、それは優勝だったり入賞だったり、○時間切りだったりITRAポイントを稼ぐためだったり。

最近の僕はレースの完走が目標になっている。中距離のトレイルレースばかり出てるから、100マイルレースに出ることさえ難しいレベルだ。それを「挑戦していない」「努力をしていない」という言う人がきっといると思う。面と向かって言われたことはないけども。

僕らのような平凡ランナーはレースに出てる意味があるのだろうか? 入賞できる人たちのためだけにレースはあり、それ以外の参加者は単なる脇役なのだろうか?長距離をやっていたけれど箱根駅伝に出れなかった数多の陸上選手は、ピラミッドを支えるためだけの人達なのだろうか?

レースに出ている大多数の一般ランナーや、インターハイに出れなかった運動部員。そんなことを考えたことのある人って結構いるんじゃないかと思う。

「レースとか大会って楽しいじゃん!」という考えもある。僕もそう思う。スタートする時の高揚感。 お楽しみのエイド。 ゴールした時の達成感。お祭りのような雰囲気。確かにそうだ。でもそれでもまだモヤモヤするものがあった。

最近見たある映画でこんなセリフがあった。

私たちはこの世を見るために聞くために 生まれてきた。
だとすれば、何かになれなくても 私たちには 生きる意味があるのよ。

映画「あん」より

このセリフに倣うならば。

僕たちは、それまで聞いたこともあったのかどうか定かでないような場所へ、時には飛行機に乗って電車やバスを乗り継いで何時間もかけて赴く。そして走る、歩く。それは、その景色を見るために、その道を歩くために、その空気を吸うために。誰かよりも速かろうと遅かろうと、そこに来て何かを見て何かを感じたことに意味があるんだよ、と。

…なんてことを思ったんだけどどうでしょうかね。

※ 映画自体は、世の中の日の当たらない人たちを扱った重いテーマの映画で、これにレースを結びつけてしまうのは正直ちょっとどうなんだろう、とも思いました。気分を害された方がいらっしゃいましたらお詫びします。

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最近、整形外科の先生やトレーナーの方に勧められていた筋トレにやっと本腰を入れ始めました。そのせいかなんとなく膝の調子も良くなってきた気がする。