海外送金の手数料を節約する方法。

 

ちょっと前に韓国のレースにエントリーしたら「参加料は Woori Bank(韓国の銀行)の口座に送金してください」と言われた。エントリーフィーは約一万円。で、ネットで検索したら指定された銀行の送金に対応している海外送金業者が一社だけ見つかったけど、手数料が3000円とあった。

一万円送るのに送金額の三割近い手数料。海外送金の手数料は高いって聞いてたけどいざその場面に直面すると「んなアホな!!」って改めて思う。3千円あったら結構いいもん食べれるぜ!ってことでメールで主催者にクレジットカードは使えないのか問い合わせたけど、対応していないとのことだった。なんでだよ。

こういった事ってたまにあるようで、ググったら海外のトライアスロンの大会に出た人が似たような事をブログでボヤいていた。推測だけど、資金力に乏しい主催者だとそういうことになるのではないか、と。あと海外留学してる子供に送金する時も同じような思いをすることになりますね。

結局、僕は手数料三千円払って1万円を送金したのだった。しかも結局5営業日かかったし(主催者側が入金確認するまでの時間を含む)。

だいたいどこの金融機関も海外送金手数料って固定額になっていて、例えば100万円といった高額な送金をする際は手数料が占める割合は1%以下となるのでそこまで気にならないかも知れない(でも印紙税とか追加で必要になるのかな?)。でも一万円ぐらいの金額だと「んなアホな!!」ってことになる。それ以下の金額だったらなおさら。

現在の海外送金には SWIFT(国際銀行間通信協会)というネットワークが使われていて、これを使おうとすると間に複数の金融機関を挟まねばならず手数料が積み上がってしまう。しかもやたらと時間がかかる。要するに今の海外送金の仕組みだと、少額のお金を送りたい時や、早急に送金しなければいけないケースに対応できないのだ。

で、昨日。

仕事関係で良くしてもらっている、fintech に詳しい神(仮名)に全く新しい仕組みの海外送金サービスのことを教えてもらった。

それは「海外送金せずに、海外にいる人(の現地口座)にお金を送る」サービス。

仕組みはこう。もし自分が日本と香港の両方の銀行に口座を持ってて預金もあったとする。で、友達が「香港の友達に100香港ドル送金したいんだけど」って言ってきたら、「おいら香港の銀行に口座あるから、コーヒーでもおごってくれたら代理で振込しといてあげるよ。OK?じゃあ100香港ドル分を日本円でちょうだい。」っていうことができる。これだと海外送金は不要で、普通に香港国内の口座振込(または振替)と、日本国内のお金の受渡しだけですむ。しかも時間もかからない。おぉ、これぞ fintech 。

じゃあ自分で香港の銀行に口座作ればいいんじゃね?ってなるけど海外の銀行に口座を作るのは少なくとも現地に行かなければならず、スゲーめんどくさいらしい。あと仮想通貨を使う手もあるけど、値動きが激しいしまだ成熟してない技術だからちょっとリスキー。

もともと仲間内でこういった仕組を作って送金料を節約していた人たちが、会社を作ってその仕組をサービス化したのが TransferWise 。

手数料は…例えば、日本円⇨香港ドルだと 両替額の0.7% + ¥ 190 だそうだ。例えば 1000香港ドルを送る場合、現在の為替レートで1000香港ドル=13975円に加えて、手数料288円 ですむ。3000円の1/10ですわ。

僕はまだこのサービスを使ったことは無いのだけれど、評判は上々のようだ。

海外レースのエントリーで海外送金する必要になった時は、TransferWise が良いかも知れない。っていうか手数料考えたらこれしかないと思う。

ちなみに韓国への送金はまだ未対応だった… orz 。欧州圏の通貨には結構対応している。